アンソロジーしずおか 戦国の城 静岡新聞社

徳川、武田、今川、北条…名だたる武将が割拠した戦国時代の静岡。当時、駿河、遠江、伊豆の三国に分かれていた静岡の要衝に築かれた幾つもの城。
そこは武門の意地と誇りと悲哀が渦巻く戦いの最前線だったー。
気鋭の実力派、歴史・時代小説作家10人が、静岡の10の城を舞台に書き下ろした珠玉の短編集。
華麗なる戦国絵巻が、ここに誕生!

■芦辺拓「時満つる城」(堀川城)■永井紗耶子「梅花の鏡」(諏訪原城)■谷津矢車「意地は曲がらず」(韮山城)■坂井希久子「紅椿」(曳馬城)■蒲原二郎「残照」(蒲原城)■彩戸ゆめ「風啼きの海」(下田城)■杉山大二郎「最後の城」(懸川城)■鈴木英治「井川の血」(今川館)■早見俊「返り咲きの城」(山中城)■秋山香乃「老将」(高天神城)

2020年09月16日